私にとって、子育ては、人生で最もやりがいがあり、生きる喜びをくれる尊いものです。
フルタイム勤務でたくさんのお仕事・プロジェクトに関わってきましたが、我が子の育児・教育ほど、チャレンジングで、頭を使い、やりがいのあることには出会えませんでした。
日本でフルタイムで仕事をしていた時、常に子供と100%向き合えていないうしろめたさを感じていて、何か子供が思い通りに育ってくれないとき、「私にも仕事があるから、しょうがない、、、」と仕事を言い訳にしていました。時には、「お母さんにも仕事があるんだから理解して」と当然のように子供に対して我慢をお願いしている自分が嫌でした。
主人の海外転勤という外部要因につきあわされ、出産、育児という女性のライフステージ、そして自分のキャリア継続などにもいろいろ悩みましたが、私の根底にあるのは、常に我が子の子育てが人生のファーストプライオリティである、というその揺るぎない思いでした。
そして渡星を機に、年収1千万超の職をきっぱりやめ、子供と100%向き合ってみることに決めました。
子供と100%向き合ってみると、それはそれで、苦しいものです。今までは「仕事があるから仕方ない」と実は、逃げて真正面から問題に向き合っていなかったことにも気づかされました。
逃げ道を作らず、1つに集中する、というのは、実はとても勇気がいって、難しいことです。でもあえて、特に我が子の子育てだけは、そこから逃げずに精一杯やってみよう、と決めた母親のブログです。
これまでフルタイムでバリキャリで働いていたので、いっぱい情報発信もしていたし、職場には、自分の意見に耳を傾け、価値を感じてくれている人もたくさんいました。
でも今この異国の地、シンガポールで、誰も知り合いがいない中、自分の信じる子育て・教育の話を発信するというのは、大変に無謀な、そして勇気のいることではあります。
でもあえてそこに向き合い、自分を信じてチャレンジしていきたいと思っています。
イギリスでの出産・幼児・初等教育、日本での中学受験、そしてシンガポールのインターナショナルスクールでの富裕層のグローバル教育、各国の様々な教育環境を我が子の育児を通して経験したからこそ見えてくる長所・短所、実感すること、そして、今も正に個性が違う子供達それぞれに適した環境・ベストフィットスクールを探して、毎日子供と向き合い情報収集・実践を続ける自分のトライ&エラーを発信していきます。
育児・グローバル教育・英語教育、海外大学進学、gifted教育などに興味のある方に、少しでもお役に立てたらうれしいです。